決まるときは、まあ決まるもので。

ご報告が遅くなりましたがけじめですので、ええ。仕事が決まりました。契約社員ではありますが、事務のお仕事です。通勤も便利だし、土日祝日お休みだし、昔関わった業界に関係のある業界なので多少の安心感もありつつ。今は引き継ぎに日々汗を流しているわけですが、引継ぎをしてくださっている方が妊婦さんで、今週緊急入院をしてしまい、呆然としております。正確には先月末から仕事に入ったので、とりあえずの引継ぎは終わったのだけれども、細々した事は分かるわけも無く、「ヒマだからいつでもメール頂戴〜」というお言葉に甘えて、メールのやり取りによる引継ぎ中でございます。


ここでは「もう東京で仕事を探そうか」なんて事も申しておりまして、実際に知人の紹介で面接をさせていただき、いいお返事もいただき、これは遂に夢の東京生活スタートか、なんていう状況にもなったのですが、この歳になると、自分の人生だけど自分だけの人生では無い、という壁にぶち当たりますね。大好きな世界で、興味のある職種でのお話だったのですが、色々色々考えてそのお話はお断りしました。ここで一歩踏み出すのが魅力的な人なんだろうけど、私は魅力的じゃなくてもいいから、家族が幸せでいられる人生を選びました。それは決して家族のせいにしているという事ではなく、最終的に私がその方が幸せだという選択をしたのです。そりゃあね、今でもちらっとはね、「あっちの道を選んでいたら・・・」って淡い想像をする事が無いとはいいませんよ、人間だもの。だけどこの決断が「失敗だった」と思った事は一度も無いので、これでよかったのだと思います。人にはその人サイズの人生があるもんです。私にはこれくらいが丁度いい。


いつまで経っても「いいなぁ東京、いいなぁ」って無責任に言い続ける人生を今後も送ろうと思っておりますので、改めまして皆様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。