やさしい女が眠る街

先月から臨時で役所勤めをしているとはいえ気持ちは無職であります。この厳しい時代にまんまとリストラされて現在に至るのですが、厳しい中でもさらに厳しい東北シティでございます。まぁ本当に仕事が決まらんのですわ。こうなったらもう東京に出稼ぎに行く事も一つの案として真剣に考えねばならぬのかもしれません。とはいえ東京だって厳しいのは百も承知でございます。ぽんと身ひとつで飛び込む若さも勢いも持ち合わせておりませんので、なんとか臨時職員の期間内に仙台ででも東京ででもいいので仕事が決まればな、というところであります。とりあえず寝床は友人宅を仮予約させてもらっているのでなんとかなるでしょう。どこの都市でもいいので何とか決まって欲しい、と切実に願い努力を続けるのであります。